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中国行ってきました・1 〜成田→青島→長沙〜

〜某大学研究室にて〜
教授「みんなー、中国へ行きたいかー?」
一同「ウォォォォォーッ」
教授「
風呂はなし、もしかするとトイレもないかもよー!!?」
一同「・・・・・・」
 
と、いうわけで僕にお鉢が回ってきた中国行き。(2度目)
少数民族のお祭りの取材で、1日10時間×3日間のビデオカメラ撮影作業付きです。
こんなときこそ無駄にガタイがでかいライターが役に立つというワケですな・・・。
 
まあこんなふうに書くとアレですが、実際は非常に楽しくつらい7日間でした。
それらの日記と写真をここで紹介してまいります。


◆10月2日・出発
始発に乗るため、4:30起床。
旅に出る緊張のためか眠気がない。でも実際には睡眠が足りていないので、退屈な飛行機の中でちょうどよく眠れることでしょう。
 
7:00前に無事成田に到着し、適当にさ迷っていると恩師であるH教授を発見。
そののちT教授(超温厚な紳士)、Sさん(T教授のご息女・中国語が堪能)、Oさん(すごくご丁寧な大学院生)とも合流。僕も含めた今回のメンバー5人が集合です。
 
成田の手荷物検査でちょっとトラブルがあった(職員に「ちょっと待っててください」と待たされたまま忘れられ、手続きが遅れた)が、無事に搭乗。
そして軽く寝たりしているうちにそこは青島(チンタオ)空港。あっさりと久しぶりの中国に着いてしまいました。

で、ここで驚いたのが青島空港の綺麗さ
なんかすごくデカくて清潔。・・・室内で痰を吐いたりしてる人もいませんよ!? 
 
あっ! 
運行ミスでシンガポールとかに来た!?
とか失礼なことも考えましたが、何年か来ていないうちにこんな綺麗な空港もできたようです。すごいっすね。
(その後の旅でちゃんと室内痰吐きなどは見られました。)

そしてさらに国内線で長沙へ向け出発。
騒ぐ機内の子供を注意する者はなく(一人っ子政策のため?)、5分に一度は「カーッ」という痰を切る声が聞こてくる。
青島空港では戸惑いましたが、これですよ。いよいよ中国にやってきましたよ。
 
あっという間に長沙空港へ。(飛行機ばっかりで書くことが少ないです。)
長沙で手厚く迎えてくれたのは研究家の張先生。いつもながら中国の方の客人に接する態度は非常に丁寧で恐縮します。

案内されたこの日の宿は、かつては毛沢東が客人や部下を泊める際に使用したという蓉園賓館。
まあ、毛沢東自身が泊まっていた部屋ではないので普通のホテルですが、すごいお気遣いのもとに選ばれた場所なのだと思う。感謝。
しかしそれ以前に「今晩はシャワーがあるのか・・・」ということだけでも非常に贅沢な気分
初日から構えすぎていたようです。

さて、この部屋に荷物を置き、30分ほど休んだら皆様と一緒にお食事とのこと。
もちろん僕は教授に同行するだけのオマケなのですが、それでもここからが勝負だ。
 
お酒をあまり飲まない僕にとって、中国で一番疲れるのが酒の勧めあい、遠慮のしあい。
(その壮絶さや気遣いは日本に勝るので)
もちろん、楽しくもあるのですけどね。
さて、頑張るぞ・・・。

 
(続く)


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