東陽片岡作品 紳士録 fire a surface-to-air missile, from nose
 
 
人生の甘さ辛さが全てこめられている東陽作品(言いはります)。
この紳士録にて、作中の登場人物を簡単に紹介していこうと思います。
 
「紳士録」となっておりますが女性も入っていくかもしれません。ただ、女性の登場人物って少ないんですよね。
ホームレスが中心なので、少ないほうがいいかもしれませんが・・・ 
 

都度追加してまいります。
 
紳士録1〜7はこちらから
 
No.8
東陽片岡

「東陽片岡哀愁劇場」「うすバカ風俗伝」など、
単行本の各所に登場する坊主頭の漫画家。彼こそ我らがお東陽先生その人でありました。
 
作品からお東陽先生の生活を覗き見ると、風俗行って、寝て、バイク乗って、漫画書いて、風俗行って、風俗行って・・・という感じだが、実際はどうなのだろう? ということでご本人に聞いてみたところ「実際そんなもんです」とのこと。
 
また、お東陽先生は締め切り破りの達人としても知られており、かの花村萬月先生も「東陽は編集者を泣かせるので有名だ」とのたまうほどである。できれば他のことで有名になってほしかった。
 
その大物ぶりは大手出版社もキレさせ、「お三十路の町」の連載が終わったのは、たび重なる締め切り破りによる打ち切りだとか。
ご本人からの情報なので間違いないはず。
 
しかし、自身の打ち切り情報を事もなげに話してしまうところなど、作風どおり飾らない性格は素敵だ。素敵なんじゃないかな。まあちょと覚悟はしておけ(さだまさし)。
 
ブログに掲載したインタビューはこちらから
その1 
その2

 
No.9
陽子

「東陽片岡哀愁劇場」・「私の彼は海坊主」に登場。
 
恋を夢見る40歳のOL。男女交際雑誌で知り合った田所くん(35)と付き合っている。
だが、一緒に36歳の誕生日を祝おうと提案する陽子に対し、田所くんはなんとなくつれない。働いている工場で新しい部品ができたので、忙しくなるのだとか。
 
田所くんがそそくさと帰ってしまったあと、「またフラれちゃったかなあ・・・」と思い悩む陽子。
個人的には、そんなに落ち込まなくてもあと一押しでいけそうに見えるのだが。皆さまはいかがお思いだろうか。
 
それにこう言っちゃあ失礼だけど、田所くんだってそんなにモテそうには見えないし。
陽子は、35歳にしてはだいぶアレな田所くんを「海坊主みたいだけど、ちょっとおちゃめな年下の私の彼氏」なんて言ってくれてるんだぞ。
いいじゃないか、結ばれちゃえよ(無責任)。
 
ぱっと見ただけでも魅力的じゃないか、陽子。アゴの力が強そうで。咬合力が強い人は、パンチへの耐久性も高いんだぞ。いいボクサーになりそう(最低のフォロー)。
 
ちなみに、男女交際雑誌に載せた陽子のコメントを見ると、「優しくて誠実な方なら容姿は問わない」「身長154cm、40歳、血液型A型」だそうだ。

 

 
 
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