真っ白い世界で語り合うページ
第2回お題「治安悪化」・1夜目


1号:ところで前回の分はまだ読んでないよね?

2号:前回の分って?

1号:HPにアップしたチャット。第一回。

2号:まだ読んでない。

2号:今、開いた。「単語で語り合います」ホントにチャットのまんまだね。

2号:これが人に見られるのかと思うとちょっと恥ずかしいかな。

1号:まあねでは、「治安悪化」だけど、どうですか、治安について。

2号:個人的には危ない目にも遭わないし、そういう空気も感じないけど

1号:そうだねえ。「悪化」と言われても、昔からの統計とか、犯罪白書とか見てるわけでもないしね。

1号:でも、凶悪というか、理解の難しい犯罪は増えてると思う

2号:そう。最近は、電車でのトラブルとか通り魔とか、皆が普通に過ごしている環境での凶悪事件が多い気がする。

1号:うん。普通にちゃんと過ごしているのに危険に巻き込まれるというのが多いかもね。

1号:普通の人と犯罪者の棲み分けがあやふやになってきた、とでもいうのかな。

2号:それは確かにあるかも。いかにも悪い人の事件、というより誰もが普通の人だと思ってた人が凶悪な犯罪に手を染めるというパターンが多いよね。

1号:お金とかじゃなく、犯罪自体が目的ってのが増えてきたしね。

2号:そうそう。「人を殺してみたかった」とか「誰でも良かった」とかさ。

1号:「実験」とか言う犯人、あれ、本気で言ってるのかなあ?「そりゃ死ぬよ」としか言えないのだけど・・・。

1号:警察や一般市民を翻弄することで「自分は有能」という気持ちを満たしている場合もあるようだけどね。

2号:本当にそう思っている異常者的犯罪者と、そういう犯罪者に便乗して事件を起こす情緒不安定な犯罪者がいるからなんとも言えないけどね。

2号:どの道、「金に困って」「恨みがあって」みたいに理解できる犯罪じゃないから、誰に襲い掛かられるか分からない、というのが現状だよね。

2号:もちろん、そんな異常犯罪ばかりじゃなくて「理解できる犯罪」も以前として増えてるんだけど。だから、ますます危険。

1号:まあ同情できる犯罪者は減ってるけどね。どうせでかいことをやるなら、本当に偉いことをすればいいのに。何をしても人権が守られて、何かにつけ警察が叩かれる現代で、犯罪なんて有能さの証明にはならんぜ。

1号:で、理解できる犯罪というと、例えばどんなのだろう?

2号:先にも書いたけど、金や恨みなどの動機がはっきりした犯罪の事。因果関係がしっかりしてる事件って、良い悪いは別にして理解できるでしょ?

1号:そうだね。思考は理解できるもんな。「こいつがこうして、こう思って・・・」とね。

2号:それなら警察も捜査のノウハウがあるだろうから解決するだろうけど、今の異常犯罪はそういうの無理だもんね。

1号:アタマおかしいこと言ってるわりに、しっかり逃げやすさ考えてやるやつ多いしねえ。

2号:ちゃんとした事件なのに警察がしっかり捜査してくれない、というケースも明らかになってきてるし、そういうのも含めると人事とばかり思ってられないよね。

1号:うん。警察の不祥事や怠慢も多いしね。ただ、警察だって全部は対応しきれないよね。

1号:この間テレビで見たけど、セキュリティ関係の仕事している人が、「日本人、特に女性は油断しすぎだ」と言ってたよ。僕もそう思う。

2号:油断できる社会の方が理想ではあるんだけどね。現実は甘くないか。

1号:どんなに油断していても犯罪に遭わない世の中というのは理想だけど、実際の世は理想を実現していない以上、現状に合わせて警戒すべき。

1号:周囲の心配やかばい立てを求めるばかりじゃなくね。

1号:大体、「理想の世はこうあるべき」なんて理念でわざわざ自身を危険にさらしてるわけじゃないでしょ?ただの平和ボケ。

2号:そうだね。女性は特に怖い思いをする危険性が高いしね。

2号:平和ボケはいけないけど、前はそれが通用してたんだよね。近年、急に治安が変わってるから、女性男性を問わず対応できない人が多いのは分かる、というか当然ではあると思う。

1号:安全に安全に、無菌状態で守ったせいで、いざ上京や海外旅行という時、スーパーフリーだの治安の悪い国だのでひどい目に遭っちゃう。もちろん男もね。「なぜそんなに警戒せずにいられるの?」という人、多いよ。

2号:1号は警戒は完璧?

1号:完璧なんてものはないだろうけど、臆病だから、だいぶ警戒しているほうだと思うよ。

2号:うん。警戒心はある程度大切ではあるね。

1号:この間帰宅した時、出かけた時とは玄関の様子が違う気がして、「誰どぅあコゥラァー!」とか蹴りを出しながら自分の部屋に突入しました。結局誰もいなかったけど。

2号:そういう風に思う時ってたまにあるよね。誰か隠れてないかと思って、部屋中見回したりトイレとかバッと開けたりして。

1号:うん。部屋って、何もなくても「ガリ」とか音がするときあるしね。

1号:僕、警戒心とかが全くないのってイヤなんだ。

2号:ほう。どうして?

1号:好みと言われればそれまでだけど、警戒心や緊張感の中に知性とか気配りとか強さを感じるんだ。男の人でも女の人でも。

2号:あ、自分自身の心構えという意味じゃなくて、他人にも持っていて欲しいんだ。

1号:ある程度、ね。めったにいないけど、心底警戒心のない人はホントに心配だし、辛くさえなる。

2号:誰をも疑わなくて優しい心の持ち主、というのも美徳ではあるだろうけどね。確かに1号の言う事も分かる。

1号:警戒心がない友達には、始めのうちはいろいろ忠告したり心配するんだけど、度を過ぎたと感じると、その人が警戒心のなさで不幸に遭うのを見たくない、近くにいたくない、と思っちゃう。

1号:それが家族とか古い友達とか、離れられない人なら我慢強く忠告したり守ったりするけどね。家族のことなんか心配しっぱなし。

2号:それは僕も分かる。交通の激しい道路沿いをウロチョロしてる子猫とか、かわいいから見ていたいけど、危なっかしくて見てられないんだよね。

1号:猫ってなんであんなに可愛いのかねー・・・。とにかく、あんまり心配すると相手も面倒だろうし、警戒心の一致というのも、仲良くするのに案外大事だよ。

2号:分かりやすい危険ばかりじゃないよね、警戒心って。

2号:警戒心の無い人にとっては何でもない事でも、警戒心の強い人にとってはとても危険な事に思えるだろうし、逆に警戒心の強い人が気をつけてる事が、警戒心の無い人には心配しすぎと写るだろうしね。

1号:警戒心の薄い人は「起きなかった」という結果で見るけど、警戒心の強い人は「以後ずっと起きない」という「仕組み」を組み立てようとするからね。

2号:危険が無い状態を「これからも起きないだろう」と考えるか「今度は起きるかもしれない」と考えるのでは警戒の度合いが全然違うって事だ。

1号:「自分が正しい」と言い切る気はないから、警戒に関しては一応決断を避けるけど、他のアクシデントや仕事に関してだったら、後者の方が明らかに正しいと思うけどね。

2号:最近良く聞く「危機管理」という言葉もそういう意味だよね。

1号:そうだね。

2号:でも、僕が治安や警戒心について真剣に考えるのって、満員電車の中くらいだけどね。痴漢に間違われはしないかって。

2号:今の所、痴漢も電車内での揉め事も巻き込まれた事はないからひとまず安心だけど。

1号:僕は夜、人通りの少ない路地を歩くときなんかでも凄く警戒するよ。通る必要のある道を避けるというほどではないけれど。

2号:それは確かにあるね。嫌でも気持ちが張り詰めてしまう。

1号:僕が唯一行ったことのある異文化圏(海外)は中国だからまた中国の話だけど、

2号:うん。

1号:ある通りを行こうとすると、現地の女性が「そこはあまり通らないほうがいい」と言うんだ。

1号:治安が悪い通りというか。

2号:有名なんだ。

1号:僕はそういうとき、危険を感じるとともに、そのときの現地の人たちに知性を感じるんだ。決して貶めるのではなくほめ言葉のつもりなんだけど、人間の中の「野生的知性」を感じる。

2号:なるほどね。まあ、現地の人にとっては身の危険を避けるための基本情報なんだろうけど。日本で言ったら歌舞伎町の凶悪バージョンって所か?

1号:日本では歌舞伎町でも露出度の高いお姉ちゃんがフラフラ歩いてるしね。歌舞伎町がそれだけ安全になったというなら歓迎だけど、まだまだそんなはずないしね。

1号:「大丈夫だろう」「起きないでしょ」という油断は問題。
多少のトラブルは承知、という覚悟があるのならそれはそれで言う事はないけどね。

2号:うん。危険が多くはらんではいるけど、外国の様な完全な危険区域では無いわけだから。現地に行ったことはないけど、南米のコロンビアの事なら新聞で読んだよ。

1号:どんな?

2号:コロンビアでは暗黒通りだか暗闇通りという危険なストリートがあって、新聞記者の人が取材のために現地のガイドを頼もうとしたら、皆断るんだって。

1号:そういう国の人から見れば、日本人なんて、外の危険を知らない赤ん坊が飛び出しちゃったみたいなものだろうな。

2号:最後にやっとガイドを雇えたんだけど、「言うとおりにしないと命の保障はしない」って言ってきたんだと。それほど危険な区域。

2号:それで実際に取材に行ったんだけど、ストリートキッズや道端にいる胡散臭い人々が警戒しながら睨み付けてきて、スゴイ怖い雰囲気だったらしく、

2号:少し見回っただけでガイドが「これ以上の取材は無理だ」と止めてきて、それで帰ってきたという事が記事になってた。

2号:貧困や国の情勢から治安が悪化している地域を取材するのが目的だったんだろうけど、

2号:具体的な取材さえ容易にできないといのが書かれただけで終わっていた。でも、現実の緊迫感とか危険さはそれで十分伝わってきたよ。

1号:日本の平和ボケも健全ではないけど、さすがにそこまでの危険はごめんだなあ。

2号:アメリカなんて、富裕層とスラムが通り一本隔てただけで暮らしてるなんて事もあるし、海外では危険区域がしっかり区切られてるよね。

1号:普通の人がタトゥー入れたり援助交際したり、日本はそこらへんも曖昧だよなー。

2号:日本でははっきりした危険区域が余り無いけど、その分だけあらゆる場所で油断してしまう、というのがあると思う。

2号:もちろんアメリカで安全なエリアとされてる所も、日本とは比べるべくも無いほど危険なんだろうけど。

1号:タトゥーも何も自由だろうけど、ああいうのは「自分はカタギに戻らねえ」という覚悟の意味合いもあるのであって、タトゥーしながら就職活動に来られたり、援助交際しておいて将来の夢がお嫁さんだったりされると困るのだが・・・。

1号:僕、別に正義の人というわけでもないから覚悟さえ決まっていればOK、とも思うのだけどね。

1号:以前、ロシアの暴走族というのをテレビで見たけど、えらい覚悟決めてたよ。

1号:日本の暴走族なんて、警察が手出しできないという甘えのもとにブーブー走ってるだけだが、ロシアでは「うるせー!」とばかりに警察が散弾銃で撃つんだ。族を。

2号:ロシアにも暴走族いるんだ!へぇ、へぇ、へぇ(ボタン押しアクション)←ムカつく

1号:トリビア、流行しすぎてちょっとな・・・

2号:ショットガンは全身穴ぼこだらけになって死ぬらしいよね・・・

1号:でもあいつら「仲間は撃たれて死んだ。でも俺は走りに命をかけてるんだ!走り続けるぜ!」って言ってた。あれなら、ある程度うるさくても「あいつら腹ぁ決めてるもんなあ」と我慢できるよ。

2号:良い悪いは別として、いわゆる「ヤクザ」という感覚だね、ロシアン暴走族。

1号:日本にいないだろ、あんな覚悟のある人間・団体。せいぜいアウトローか政治団体ごっこ。

2号:ただ、日本の暴走族も20歳過ぎれば良きパパ、良き社会人になってる場合もあるにはあるだろうに。そういう若者は一発で殺されちゃうのね、ロシア・・・

1号:まあさすがに死んじゃうのは気の毒だが、そういうリスク背負わずに騒音や交通妨害されても困るよ。

2号:そのままプロにスカウトされちゃうパターンも主流だしね。

1号:・・・というわけで、個人的には「警戒心」か「覚悟」があればOKなのよ。自己責任だから。

1号:ちゃんと気をつけるか、リスクを受け入れるか。好きにブラブラして安全ももらおうなんて甘い。

2号:危険を意識する、というのは動物の本能としては必要だよね。

2号:鳩みたいに人間に慣れ過ぎて、好き勝手に厚かましくする動物もいるが。

2号:現代日本は物凄く平和だよね。古来からの人類の社会生活形態を見ても、一番平和なんじゃないだろうか、建前上では。

1号:平和すぎて、平和に感謝するということがなくなり厚かましくなっているが。

1号:警戒心のない人が何かに巻き込まれても放っておければいいのだが、仁義からも個人的な性格的にもそうはいかんからなあ。ただ、一番はじめの話に戻すと、最近は普通に生きていても無作為に犯罪に巻き込まれることが多いから、そういう人はかわいそう。

2号:普通では生きられない世界になってしまった事は悲しいけれど、それを受け入れて自分の身を守らなきゃいけないって事だね。

2号:ただ、理解不能の犯罪に巻き込まれるのって、交通事故と一緒だから警戒のしようがないんだよね。

2号:そういう環境だからこそ避けられる事故や事件には警戒が必要、とも言えるな。

1号:だからしっかりとした防犯や罰則などに努めてほしいのだけど、平和ボケの最たるものとして、犯罪者の人権が非常に尊重されているからなあ。まあ、怖い人が多いからここら辺の話題は避けます。

2号:厳罰化だけでは問題は解決しないというのも間違いでないのは分かるし、そういう立場を擁護する人も必要だとは思う。ただ、犯罪で命を取られてしまった人は二度と帰ってこないし、遺族は生涯その事を悔いながら生きていかなければいけない、という事をもっと重大に考えるべきだよね。

2号:個人のレベルでは、そういう事態を招かないように気をつける事しかできないけれど。

1号:そうだなあ。自分の周囲の人だけでもしっかり注意してもらいたいよ。

1号:独創的ではないが、大体意見は出たかな・・・あんまり脱線しないね、このお題。

2号:話題が話題だから、固さが全面にでてしまうね。

1号:逆に深く話して、具体的な事件名とか出したくないしね。

2号:もっと色々突っ込んで話せば尽きる事はないだろうけど、ちょっと疲れる。

1号:楽しげなほうに脱線したかったが、行きづらいよなあ。楽しいほうには。

2号:文章にも1号の主義主張が出てて、固い面持ちにちゃってるし。

2号:真面目さが出てる、というか真面目にならずにいれるか!って感じだよね、このテーマ。

1号:僕、警戒とか治安に関してはふざけられないからなあ・・・すまん。

2号:こういう気を張り詰める部分もあった上で、ゆるい話もしていきたいね。

1号:治安悪化とかけましてー、サーカスの芸人、とときます。

2号:ほうほう。治安悪化とかけてサーカスの芸人ととく。その心は?

1号:どちらもけいかい(警戒・軽快)が大事でしょう・・・

1号:プッ(一人ウケ)

2号:・・・はい、・・楽太郎さん。

1号:え、もう一個!?

1号:ち、治安悪化とかけましてー・・・

2号:流したんだよ。笑点のピンク、こういうシーンが毎週ある。

2号:あいつ円楽の弟子なのに。絶対嫌われてるぜ。

1号:番組に出してるし、面倒よく見てるって感じでもあるが。

1号:でもよく流されてるよな。

2号:正直な話、ピンクつまんねぇんだよな。だから円楽、がっちりシカト。

1号:正直な話をするなよ!嘘ついていこうぜ!

1号:差別用語だぞ!(そうか?)

2号:ああいうシーンを見ると、笑点ってマジで打ち合わせしてないのかなぁって思う。

2号:嘘ついてやってるって意識が一番差別じゃねーの・・・

1号:・・・・・・

1号:・・・あ、そうだ!(話を変える)以前、

1号:「差別用語辞典」かな?そんなのを読んだんだけど、

2号:うん。

1号:もとい、「放送禁止用語辞典」だったかな?とにかく、「デブ」とか「チビ」も禁止だったんだけど、テレビや本でも出てるよねえ?

1号:だから、禁止用語でも、「あんまり言うなよー」ってのと、「絶っっっ対ダメ!言ったら謝罪!」というのと禁止度合いの階級があるんだろうなあと思った。

2号:確かに放送禁止用語っていうのは自主規制だからね、基本は。

1号:ピンク叩きはまあ許容。でもなんていうの、黒子は見えないものと扱うように、ピンクのギャグで笑うのが優しさというか、粋。

2号:待ってよ。ピンクは笑いのプロでしょ?その人がつまらなかったら、客は「つまらない」と言うのが普通じゃない。そこで笑ってやってるって、「差別」じゃなくてただの「失礼」じゃない・・・?

1号:あ、マジトークですね。

1号:それを言うと、ピンクに限らずつまらない芸人さんこそ失礼というか、詐欺だよ。もちろん、「面白い」というのは人それぞれだから、他の人が楽しんでいればそれでいいけど。

1号:ピンクピンク言ってるのも失礼だが・・・

1号:でも決して憎んではいないんだよね。「ピンク、今週のつまらなかったなあ。でも降板させられずに来週も頑張れよ」って見てる。(失礼?)