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第2回お題「治安悪化」・1夜目


1号:えー、お題は「治安悪化」ですが、笑点の話に夢中になってます。二人で語れることは大体言いましたし。全然違う意見の人とかが来られたら盛り上がるのでしょうが、激論とかする気も知識もありませんので・・・。

2号:こういう話題を掘り下げていくつもりで雑談しているわけでは無いしね。で、笑点なんだけど。

2号:笑点って、わざわざ狙って見る事は無いよね。

1号:僕らが生まれた頃にはもうあったし、なんとなくあるもの、みんなが知ってる番組って感覚だね。

2号:でも、あるのが当たり前の番組ってのもスゴイよね。

2号:もはや面白いかどうかなんて次元を飛び越えてる。こんな事言ってる僕も、突然笑点が終わったら寂しいとおもうだろうし。

1号:そうだねえ。刑事物や時代劇など、あって当然と思われたジャンルが衰退してる中、不動の地位だ。

2号:そうそう。ジャンルごと無くなってしまう例もあるのに、同一番組がずっと続いていくって事は脅威だよね。

2号:しかも「笑点」は、「徹子の部屋」とか「笑っていいとも!」と違って、同一司会者で無くても続けられる番組だからね。番組の枠組み自体が国民的って事だわ。

1号:うん。僕も詳しくないけど、歴史あるよね、あれ。たしか、歌丸師匠(以後敬称略)とからむ役割は今は楽太郎だけど、昔は違ったんだよね。三遊亭小円遊?

2号:僕は記憶には無いけど、そういう人がいたらしいね。喧嘩する感じで盛り上げてたけど、本当は歌さんと凄く仲良しだったという人。

1号:子供心に、喧嘩というか、からみが面白かったと記憶している。(違ってたらすみません)廊下だか控え室だかで、血を吐いて亡くなったんだよね・・・。

2号:歌丸師匠の半生を振り返る番組でやってたな。若くして亡くなってしまってとても残念だったと。

1号:おお、そうなんだ。突然亡くなったということで少しショックだったんだよ。当時。「あの人はいなくなったの?」って聞いたら、「急に死んじゃったんだって」と親から言われて。

2号:そうらしいね。僕は記憶に無いのでわからないけど。今のメンバー以外知らないから。

2号:そう言えば、今は慣れてしまったけど、前は笑点って40分番組だったよね?

1号:そうだっけ?それは忘れてた。

2号:関東圏では5時20分からの放送だったよ。確か、その前にやってた「ぐるぐるナインティナイン」が時間を10分拡大して、その分笑点の放送時間が減ったの。

1号:そうだったかも。時々いらんことをよく覚えてるよねえ。

1号:時代の流れか?まあ、そうでなくとも30分のほうが都合がいいのだろうけど。

2号:楽太郎が大喜利のはじめの挨拶で「10分短くなったけど、これからも頑張ります」みたいな事言ってたのが印象に残ってる。だから覚えてた。

1号:しかし、小円遊、吐血とは想像もつかないな・・・。僕、あんまり吐くという経験してないけど、血じゃなく食べ物を戻すのだって辛いのに。口の中も気分も気持ち悪くて。「あー吐いたら気持ちよくなった」ってケロッとしてる人なんかすごいと思う。

2号:確かに食道がただれた感じがして、すごく気持ち悪いよね。ましてや血なんて。

1号:昔の美食家の話とか聞いてもびっくり。美食を楽しむために、吐いては食べ、吐いては食べしたんでしょ?お腹がいっぱいになってももっと食べるため。本当に味わってるかのか?

2号:それが贅沢だったらしいよね。古代ギリシャだっけ?ベッドに横になったまま召使いに食べ物を口に運ばせて、お腹が一杯になったら戻して、またご馳走を味わうという・・・

1号:召使いも、反乱なんて思いつかないよう教育されてたのか、どうでもよかったのか・・・。そのままスープとか顔にかけてやりたくならなかったのかね。

2号:階級制度が当たり前の世界に生まれたら、そんな事中々思いつかないんじゃない?僕らだって、今の世の中を当たり前だと思っていて、特に革命起こそうなんて思わないわけだし。

1号:なるほど、つまり「1号は牙を抜かれている。蜂起せよ!」というメッセージと受け止めてよいかな?同志。

2号:生まれた時から当たり前に過ごしている環境に疑問を抱くのは大変だという事。蜂起は、1号がやりたいならどうぞ・・・

1号:じゃあやめます(反省)。笑点の長寿について。あれが普通のお笑いとかならだめだったかもしれないが、噺家の人たちだから、「笑ってやろう」と待ち構えてるんだよね。

2号:(あと、俺は同志じゃねぇから。)

1号:(同志じゃないなら、なんだろう。ソウルメイトとかそういう痛い表現か。)

1号:日本人は欧米人よりも「わかりきっているストーリー」に安心するというのも、そこらへんに近い文化なのかな。

2号:うん。笑点はもはや保存すべき貴重な番組だわ。

2号:正直な事を言えば、物凄く面白いとは思わない。でも、出演者と同世代の人にとっては安心できる笑いだろうし、僕らの世代も懐かしい気持ちで見られるよ。

1号:「あー、ここで歌丸がこう返すぞ」とか思って当たるのが嬉しいときあるよね。予想範囲だったからって決してつまらないとは思わない。お約束というか、一体感というか。

2号:そうそう。皆が共通して楽しめる笑いの感覚という感じだしね。例えば新しい笑いは、同世代で同じ感覚を持てた人しか楽しくないものだから。僕らもあと20年したら若い人の漫才を面白く感じないだろうし。

2号:演芸って、世代によって趣味が分かれるものだから、笑点みたいに、ベテランから新人まで出る番組は正しいと思う。メインは大喜利がしめてくれるし。

1号:多少視聴率が悪くても、古いものはちょっと残してほしいなあ。

1号:ところで2号は時代劇、好き?

2号:うん、好きだよ。最近はほとんど見なくなってしまったけど。

2号:「水戸黄門」「大岡越前」「暴れん坊将軍」「三匹が斬る!」あたりかな。

1号:いまやってる時代劇ってなんだ?水戸黄門と子連れ狼か。

1号:ああ!「三匹が斬る」はよかったなあ。

2号:フジ系列でも最近時代劇やってるね。「大奥」とか。終わっちゃったけど。

1号:役所広司の千石が人気でたせいで、高橋英樹がヘソまげて降板しちゃったのが残念(100%憶測)

2号:殿様(高橋英樹)、千石(役所広司)、たこ(春風亭小朝)だよね。

1号:面白かったなぁー。

2号:「三匹が斬る」「続・三匹が斬る」「続々・三匹が斬る」「またまた三匹が斬る」まで、この三人でやってたよね。

1号:ビシッと主人公の王道である殿様、奔放な剣技を使うけど女にはシャイな千石、お金に意地汚いけど機転がきく忍者のたこ、って感じだっけ。

2号:「新・三匹が斬る」で千石に代わって千両(近藤真彦)が加わって、どうなるかなと思ってたら、続編のタイトルが「ニュー三匹が斬る」!! カタカナ入っちゃったよ!

1号:「ニュー」はすごかったなあ。

1号:そのあとはなんだっけ?番組名。近藤真彦って、千石の穴を埋めるために「千両」になって、殿様が抜けて千石が戻ってきたあとは「若殿」ってつけられたんだよな、あだ名。翻弄されるキャラ。

2号:一人一人は悪くないんだけどね。でも、これ以降三匹シリーズはしばらく作られず、その後、高嶋政伸、内藤剛士、丹波哲郎の新「三匹が斬る」がスタート。すぐ終わった。

2号:失礼、「ニュー」の後に「痛快・三匹が斬る」がありました・・・近藤真彦は「若殿」王道キャラの殿様が抜けて、「千石、千両、たこ」のイロモノ三匹・・・

2号:近藤真彦が入って高橋英樹が抜けた後は、オリジナルメンバーの三匹は作られなかったんじゃない?

1号:ああ、終わったね。再放送はいまでもやってるのかな?午前10時半。

1号:ちなみに、番組名どころか、水戸黄門作品中で助さんが「こいつはプロのしわざですね」って言ったという記憶があるのだけど・・・。

2号:それは凄いな。僕も食堂のシーンで、お客さんが御猪口に酒を注がれて「サンキュ、サンキュ」と言ってしまった、という話は聞いた事がある。オンエアされたかどうかは分からないけどね。

2号:(三匹に詳しいHP見つけた。http://www.vega.or.jp/~lupin-3/SANBIKI/Sanbiki.html

2号:「三匹」の個性的な所は、主人公達が権力側の人間でないという所があるよね。

2号:「日本は他国と違って、民衆が革命を起こした事が無い国だから、時代劇の主役も権力者だし正義の味方に描かれている」と言う人もいるし。

1号:そういやそうかな。「水戸黄門」は天下の副将軍、「暴れん坊将軍」なんて将軍様自身だし、三田村邦彦の「将軍家光忍び旅」も将軍だ。

1号:ちなみに、前者ふたつは峰打ちで「こらしめる」ことが多いが、家光は自分でバサバサ斬る。「斬っちゃうのー!?」と言いながら見てた。

2号:「暴れん坊将軍」は、松平健が「成敗!」って言ったら、悪の親玉を隠密が代わりに斬り殺してた。

1号:そうそう、とどめは隠密が差すんだよな。

2号:そう言えば「暴れん坊将軍」の立ち回りってさ、何人か雑魚を倒した後、松平健のアップになって「カッ!」って音が入ってなかった?

2号:あのシーン大好きだったんだよね。戦いのBGMも格好良かったし。

1号:三回くらいやるよね!振り向きざまに「カッ!」て効果音とアップ。あれが「かっこいい」のと「笑える」の50:50で好き。

1号:あと昨日、里見光太郎の水戸黄門をちゃんと見たんだけど、助さんのイメージがあるから「おじいちゃん」とは見えにくいねえ。

2号:里見黄門様ってさ、化粧が濃すぎて顔がピンク色になってるんだよね。舞台用というか、画面で見ると遊女みたいでさ・・・

1号:それはある。しかしキャスト、お銀以外はみんな変わっちゃって・・・現状を壊せば偉いと思ってる、ひねくれ黄門があいだに挟まったから・・・。

2号:そう、助さん格さんとか周りのキャストが若くて、まだ時代劇に馴染んでない人ばかりだから、余計に黄門様の派手さがうきあがっちゃってるの。話以前に見た目に違和感感じてしまう・・・

1号:だから思慮もなくキャスト変更を希望した、里見の前の黄門が罪深いんだよ。あんな黄門様はなかったことにして、弥七とか八兵衛とか戻せよう。

2号:4代目黄門様、もう体調も良く元気でやってるみたいだね。

1号:別にもともと悪くないだろ、体調。「降ろされた」の一言がいえないんだよ。なんでも理由つける。離婚の時だって、若い人とつきあってただけのくせに「母の介護してくれないから・・・」とか言ってたな。

1号:すこし興奮しすぎましたか。

2号:キャスト全部一新したし、由美かおるは視聴率のために残したとは言え、お銀役では無くなったしね。

1号:ただ水戸黄門の歴史にブランクを作っただけだね。どうせみんな「お銀」って覚えてるのに。

2号:今はお銀でなくお絹(おえん)という役らしい。

2号:最初のウチはヒゲも生やさず着物も違うものを着てたけど、最終的には従来通りの黄門スタイルになってたしね。

1号:ただ「違うこと」をやりたいだけなんだよ。ああいうエセインテリは。

1号:僕の黄門様の歴史:東野英治郎→西村晃→佐野浅夫→クーデター(失敗)→里見浩太朗

2号:まあまあ、抑えて抑えて。

1号:うん。スーハー(深呼吸)

2号:あおい輝彦、伊吹吾朗、高橋元太郎、野村将希にとっては災難だったよね。

1号:中谷一郎(弥七)は?ブラウン管から見ても、後半、確かにしんどそうだったが・・・

2号:3代目のうちから飛猿にバトンタッチしてたしね。

1号:あ、そうだったか。しんどそうだったもんね。

2号:そう言えば「水戸黄門」を振り返る特番がやってたよ、この間。今までの出演者がスタジオに集まって、思い出話やこぼれ話をするという番組。

1号:今までというと、初期からのメンバーが?

2号:そうそう。そこで中谷一郎がVTR出演してた。白髪で首のあたりが細くなってシワシワだったけど、元気にコメント出してたよ。

1号:よかった。中谷一郎(弥七)と加藤剛(大岡越前)は、10年以上前から僕に「もうすぐ死んじゃうんじゃないか」と心配させているんだけど、どうやらあれがデフォルトの彼らなんだね。

2号:僕もそれが心配だったんだ。それでその番組は、1部から5部までの人が集まってたよ。佐野黄門様や里美黄門様も来てたし。ただ、出演者の口から4部についてはほとんど触れられず終い・・・

1号:そりゃそうだろう。中傷しないだけ親切というものだ。ゴールデンタイムの番組で「なかったこと」にするのは大変だろうなあ。

1号:まあ、出演者が元気でよかった。

1号:さて・・・「治安悪化」について語ったはずの2夜目でしたが・・・

2号:後半は「笑点」「水戸黄門」と、お馴染みのテレビ番組の話に変わってしまったね。

2号:全体を通して見てみると、1号の固さが出た雑談になりましたね。

1号:興奮気味で恥ずかしい・・・でも、脱線なんかしてませんよ。えーと・・・。そうだ!水戸黄門!

2号:何?

1号:治安が悪化している現代、水戸黄門のように厳しさと温かさを持ったヒーローがいればいいのになあ、と思ってこういう流れにしました。脱線ではありませんですよ。

2号:・・・石坂黄門も

2号:笑点は

1号:あ、おねむの時間だ。

2号:自分で言うな。それは親がちびっ子に言う事だろ・・・

1号:せめて平和な夢が見られますように・・・

2号:ガラにも無い事言ってるなぁ。

1号:いや、興奮したり脱線したりしすぎたから無理矢理まとめようかと・・・

2号:そういう事なら協力しよう。平和が一番だよね。

1号:うん。でもあんまり平和とか言っててもヘンな団体と思われるから、もう切るね。

2号:↑なんか、逆探知恐れてる福田和子みたい・・・

1号:最後に変なこと言うなよ!


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