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第3回 赤岩さんが語るウイルス対策

 
オス!赤岩だ。みんな、牛乳を飲んでるか?
赤岩さん、最近はじめてスキムミルクってやつを飲んだが、あれも便利だな。
脱脂粉乳と言うと聞こえは悪いが、今のやつはなかなかおいしいぞ。
 
牛乳を普及させようとかいう団体のCM見て飲むようになっただけなんだけどな。
牛乳のおいしい飲み方なんかをやっていて、「うまいことやるなあ」とかいいつつもしっかり影響されてる。
パソコンその他も、こうやって多くの人に良い使い方を紹介して、底辺を広げる努力が必要だと思った。
 
さて、今回はウイルス対策の話。
みんなはウイルス対策を講じているだろうか?
 
赤岩さんは、幸いにしてウイルスによる影響を受けたことはない。
もちろん運もあるだろうが、いろいろなことに怖がりな俺はウイルスに関しても慎重だったからな。
 
はじめは怖かったよ。ウイルスがどんなものか、どのように恐ろしいものかもわからなかったから、「○○をインストールしますか?」なんてメッセージが出ると、とりあえずやめておいた。
それからその配信元(社名とか)をネットで検索し、信頼できるか調べてからインストール。今にしてみれば面倒なことをしたんだが、はじめのうちはあれでよかったと今でも思ってる。
 
パソコンを始めたばかりのうちはパソコン内に大したデータなんてなかったが、個人情報とか盗まれたらイヤだしな。
 
でも今は市販のウイルス対策ソフトをインストールしておいて、月に一回くらいウイルスが入っていないかどうかチェックすればほぼOKだと思う。
現在売られている対策ソフトは最新の情報が自動的に知らされるものが主流で、普通にネットにつないでるだけで「最新の情報があります」「アップデートできます」なんてメッセージが出てくるのも多いし安心だ。
 
難しくウイルス対策なんて考えなくても、これだけで自分のパソコンが守られるばかりではなく、ウイルスを他の人に伝染させる危険性もぐっと減る。
まあ、メーカー製のパソコンなんかを買うとたいていウイルス対策ソフトも付いてきているから、気にしないままウイルスを跳ね除けている人も多いことだろけどな。必要以上に怖がることはない。
 
簡単にだが、市販のソフトを使うだけでもかなり安全性は高まるということはわかってもらえたと思う。
では、そんなにウイルス対策が進んでいるのに、どうしてウイルスが広まるのか?
答えは簡単。前提をくつがえすようだが、ぜんぜん対策してない人が多いんだな。
 
ウイルスに対して無頓着だと、来るかどうかわからない(来ても気がついてないだけ、という場合もあるが)ウイルスソフトを買ってくるのなんて面倒なのかもしれない。
 
でも、コンピューターウイルス感染は、単なるパソコンの不調とは違う。その名の通り伝染するものだ。
しかもメールなどを通じて、身近な人を手始めに迷惑をかける。
だから、「自分のパソコンには大した情報はない」「別にいいや」では済まされない。
 
ウイルスの感染したパソコンからメールを送るのは、重いインフルエンザとかにかかっていながら「こんちは」と人の家に遊びに行っちゃうようなものだ。火急の用事でない限り、治してから訪ねたほうがいい。うつしちゃ悪いだろ?
 
そんなわけで、インターネットに接続している以上、対策ソフトの導入は必須だとすら言えるだろう。
 
例えば赤岩さんの知り合いには、タイトルに「Re:」とか、「Fw:」とかついているメールはで受信しない、なんて設定をしている人もいる。
メールの返信や転送のフリをしてウイルスを送りつけてくるパターンが非常に多いからだ。
 
これはあくまでプライベートメールアドレスでの例だし、ここまでする必要もないとは思う。
仕事なんかで取引先にいちいち「私、Re:とかFw:とかなっているメールは受けませんから。気をつけてください」なんて言ってたら仕事に不都合が出るしな。
 
で、何が言いたかったかと言うと、ここまで神経質になっている人もいるのだから、対策ソフトくらい入れておかないとコンピューターウイルスによって人間関係にすら影響が出るってことだ。
 
当然ながらウイルス「対策」プログラムはウイルスが生まれてからそれに対応して作るものであり、運悪く超最新のウイルスが来てしまったら間に合わない。
でも、ウイルス対策を講じていますよ、気をつけていますよってだけでも、万が一のときの相手の印象も変わってくる。
 
知人の様子や体験談を見聞きしたことがあるが、ウイルスでパソコンが不調になるというのはけっこう精神的ダメージがでかいものだ。
そんなとき、ウイルスの送り主がなんの対策も練っていなかったと知ったらどうだろう?
その不用心さにイライラしてしまうかもしれない。
 
一方、同じくウイルスに感染させられてしまっても「○○というソフトをインストールし、定期的にウイルスチェックもしていましたが感染してしまいました。ごめんなさい」と言われたのであれば、ある程度はあきらめがつく(よな?)。
 
だから、ウイルスを駆除するという本来の用途以外に、万が一の時の誠意としてもウイルス対策はしておいたほうがいい。
 
多くの利用者はネットサーフィンやメールをを主な用途としてパソコンを使っている。
久しく出会っていない知人や、出会ったことのない人とも情報のやり取りができる素敵な道具だ。
そのせっかくの可能性を、ウイルスを作って楽しんでるような奴のせいで萎縮し、放棄してしまうのはもったいない。
もちろん喧嘩だってもってのほかだ。悪いのはウイルスを作ってる奴なんだから。
 
パソコンを通じて喧嘩はしてほしくないな、みんな仲良く楽しめるといいな、と赤岩さんは考えているぜ。あえて書いてみると恥ずかしいけどな。
 
安全で仲良しなパソコンライフのためにも、ウイルスソフトを導入してみてはどうだろうか。
 
ちょっと書ききれなかったが、次の機会には、赤岩さんが使ってみたウイルス対策ソフトについて使い心地を紹介してみたい。
じゃ、またなー。

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